人気テレビ番組ヒルナンデス!で放送していた時短料理レシピ対決の内容、うちでもやってみたかったので、まとめました。
夏は汗をかくのでミネラル豊富なトマトなど 夏野菜を使った時短料理は家でもやってみたいですね。 キユーピー3分間クッキングの31年ぶりの男性講師 今井 亮さんは、プロの料理人も絶賛する料理技が話題になっています。
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トマトの旨味たっぷりあんかけ焼きそばのレシピ
今日の時短レシピ第1回戦はトマトを使った時短レシピ。トマトの旨味たっぷりあんかけ焼きそばのレシピです。 目標はタイムはさすがに3分ではなく10分を切るということです。
材料
材料は
- トマト
- 蒸し麺
- 卵
- 長ネギ
- ごま油
- 水
- 醤油
- 和風だしの素
- 塩
- 片栗粉
です。 10分間でトマトの旨味を出しながら、水分を減らすにはどうするんでしょうか。
作り方の手順
- まずは麺を1回電子レンジにかけます。いきなり 炒めたりはしません。ここで柔らかくしておきます。 600 W で1分です。 これによってフライパンで焼く時間を短縮する時短テクです。
- その間に あんかけの下準備をします。 トマトは火が通っても崩れにくい 2cm ほどの角切りにします。
- トマトを切り終えたタイミングで麺があったまります。ここで 袋ごとくしゃくしゃっと麺をほぐします。
- 油を高温で熱して、麺をカリッと表面だけ揚げ焼き にします。手際がいいですね。
- そして、あんかけづくり。一般的には 具材を炒めてから、煮込んで、水溶き片栗粉でとろみをつけるという手間のかかる作業ですが、もう全部1個にしちゃうということなんです。水、 醤油、 和風だしの素、 塩、 そして 隠し味にオイスターソースを入れますう。まみのかたまり グルタミン酸です。 トマト にもうま味成分が入ってるので、 旨味の相乗効果が出ます。そしてこの ソースの中に、 もう片栗粉まで一緒に混ぜてしまいます!後で水溶き片栗粉を入れる手間が省けて、失敗も減らせます。
- さらに使うのが カニカマです。かにかまはダイエットには最適な食材です。 だしも出るし タンパク質は100g 中10g。 脂質もだいぶ少ないですし、コスパもいいですよね。これを少しほぐしておきます。
- 麺はわざと放置しておいて、結構カリカリに焼き目をつけます。もう1つのフライパンで、カニカマとネギを ごま油で炒めて、出汁と香りを出します。そこに出汁あんを入れて、中火でしっかりと 沸騰させます。
- その間に、 表面が焼けた麺をお皿に盛り付けます。 ここまでで約8分ぐらいです。
- あんかけには もう とろみがついてきてるので、ここでトマトを投入します。トマトは仕上げ なので 、ちょっと 温まれば Ok です。 そしてさらに溶きたまごを入れます。 ふわっとさせたい時は、入れたらもう触らない! 膨らむのを邪魔しないようにしてあげるんです。
- しっかりとろみがついたら麵の上にのせてあげます。 9分10秒で完成
難しい工程がないので男性にも取り組みやすいですね
レンチンのみ!夏にぴったり麻婆トマトドリアのレシピ
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管理栄養士のもあいかすみさんは夏にぴったり麻婆トマトドリア を作ります。 レンチンのみ。 タッパー だけで作ります。 夏なので火は使わないということです。 それを10分でと、 信じられません。
材料
材料は
- ミニトマト
- ズッキーニ
- 豚ひき肉
- ご飯
- 玉ねぎ
- ピザ用チーズ
- 塩
- 鶏がらスープの素
- 甜麺醤
- 豆板醤
- 味噌
- にんにくチューブ
- 水
などを使います。
作り方の手順
どうやって作るんでしょうか。
- まずは玉ねぎをみじん切りにします。これで食感が出ます。切ったそばから どんどん 耐熱容器タッパーに入れていくので、洗い物は少なくてすみます。
- ここに豚ひき肉、甜面醤、 豆板醤、 にんにくチューブ、 味噌、水、鶏ガラスープの素、を入れます。さらに入れるのが片栗粉。片栗粉を入れると電子レンジ加熱で汁が出なくて、肉だね っぽくなってくれます。 もうこれで上の部分は完成だということです。 一般的なドリアだとホワイトソースを作る必要がありますが、こういったところが 全部完了です。
- ラップはもったいないので、耐熱容器タッパーの蓋を斜めにかけて、適度に水分を飛ばしながら 加熱します。
- 電子レンジで加熱してる間に、ミニトマトを半分に、ズッキーニを輪切りにスライスしていきます。 これ、時短のために 若干、 塩を振って水分を出していきます。 塩を振ると脱水するので、 ご飯の食感もべちゃっとしなくていいということです。
- 電子レンジでソースのチンが終了しました。
- 野菜の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。そして ご飯の上に並べます。
- レンチンした ソースをかけます。 ここまでで約5分です。 早いですね。 ピザ用チーズをトッピングして、ラップをせずに600 W で2分、 加熱。 チーズが溶けるまで です。レンジとフライパンでは、香ばしさなどの違いは出ますが、 電子レンジの方が素材の旨味がぎゅっと抜け出さないんですので 、旨味は凝縮されます。 ただただ 時短というだけではなくて、ちゃんと電子レンジ調理のメリットを生かせればいいですよね。
- そして、 なんともう一品 作ります。 6分です。 約1分で サンラータンを作ってしまいます。 どんな時間 技が出てくるんでしょうか?
- 電子レンジだけで作る麻婆トマトドリアの加熱を待つ間に、もう一品作ります。 とにかく簡単すぎます。 スープ皿に卵を割り入れます。 鶏ガラスープの素、 醤油、 ごま油を入れてかき混ぜます。 ここに熱湯を入れます。上から注ぎ入れると、 溶き卵ができちゃうんです。勢いよく入れると、 ふんわりとした卵が自動でできるんですね。 これは便利です。 そしてそこに もずくを酢ごと入れてしまいます。トマト もずく サンラータンです。 お酢は入れないですが、 もずく酢の酸味で、サンラータンになります。 仕上げに青ネギ、ラー油を入れれば完成です。 めっちゃ美味しそうですし、健康にも良さそうですよね。 もう30秒ぐらいでできちゃいました。
- レンチンしていたトマトドリアですが、 青ネギ、 サンショー、 ラー油をかけてこれで完成です。 麻婆トマトドリアは9分21秒です。
電子レンジだけで作ったドリア 、どんなお味 なんでしょうか。 ピリッとしてるところもあるし、 旨味が逃げてなくていいですね。味噌とチーズの相性がいいですし、 山椒などもきいていて、美味しいです。 これは夏場、 食欲がない時も良さそうですね。 結構ちゃんとサンラータンになってます。 最初に卵をちゃんと混ぜたからこそ、 すぐに火が通って、 短時間でできますよね。
この夏野菜のトマトを使った料理対決どっちが勝者なんでしょうか。 時間はほとんど同じです。トマトあんかけ焼きそばと、 電子レンジだけで済んだ 麻婆トマトドリア。勝者はもあいかすみさんです。すご技です。やっぱり 香辛料は辛味があって食欲が湧くのと、麻婆豆腐をドリアにするというのはなかなかないです。なんといっても電子レンジだけでできるというのはいいですよね。今井さんもすごく分かりやすくて、簡単に再現できそうですよね。 どちらもいい時短レシピです。
さて、時短 レストラン 2回戦です。 今度はスタミナ料理です。 今年の夏は全国的に平年より暑いですから、 関東は連日38度を超えています。猛暑日が続いています。元気に乗り切るスタミナ時短スタミナ レシピです。
腸内環境を整える豚味噌キムチ炒めのレシピ
今井亮さんが提案するのは腸内環境を整える味噌豚キムチ炒めです。やっぱり 発酵食品でいいですよね。 味噌豚キムチ炒めです。
材料
材料は
- 豚肉切り落とし
- ピーマン
- じゃがいも
- キムチ
- サラダ油
- 味噌
- 酒
- 砂糖
- 醤油
だけです。疲労回復にも抜群の一皿になりますよ。ポイントはまず、時間は10分です。
作り方の手順
- まずはじゃがいもの皮をむいて、一口大にカットします。さっと水にくぐらせたら、耐熱容器にふんわりラップをして、600 W で3分、 電子レンジにかけます。 ほくほくにします。
- その間に他の食材の下準備。 ピーマンは縦半分に切っていきます。 ビタミン C が豊富です。水溶性ビタミン C なんですが、 ピーマンは加熱しても大丈夫なんです。ビタミンPの色素成分 フラボノイドはビタミン C が熱によって壊れるのを防いでくれるんです。 ピーマンの下処理は種を取り除くのが面倒ですが、ここで今井さんの時短テクニック。 一番上のヘタの真ん中の硬いところだけを取り除いて、残りの部分、綿などは全部使います。わたと種には、高血圧予防や夏の冷え症対策にも効果のあるピラジンという成分が、皮の約 10倍も含まれているんです。わたと種も含めえてピーマンをまとめて切っちゃいます。これはピーマンの料理が楽になります。
- 醤油・砂糖などで合わせ調味料を作ります。
- 加熱していたじゃがいもを取り出して、火が通ってれば OK。 ここまでで約5分ぐらいです。じゃがいもをチンすると水が出るので拭きます。 水っぽくならないように 炒め物にします。
- 疲労回復に効果的、ビタミン B 1が豊富な 豚肉、 ピーマン、 じゃがいもをフライパンに入れて行って炒めます。 じゃがいもは火が入ってますし、 ピーマンは半レアで食べるといいそうなので、同時に入れても 加熱時間は大丈夫です。豚肉に片栗粉を入れないことで、あえて肉肉しさを出します。
- キムチも入れて 炒めていきます。
- そして合わせ調味料。 炒め料理 に共通のポイントです。みんな上にかけちゃうんですが、これは NG なんです。フライパンの手前を開けて、ソースだけ グツグツ 温めて、それで「最後に具材とあえるだけ」にします。 食材があったかいところに冷たいソースをかけちゃだめなんです。
- 手早く会えたら お皿に盛り付けます。 腸内環境を整う 味噌キムチ炒め 9分48秒です。
味噌とキムチのダブル 発酵食品で免疫力も高めますし、絶対食欲も沸きますよね。 ピーマンは シャキシャキ です。これはご飯が進みますね。 最近、アスリートは発酵食品で体の中のパフォーマンスもあげようとしてますね。 家でもお店のような料理ができます。 ソースとあえる時間がほどよいので、素材の味がしっかりとするんですよね。 最初から全部かけちゃうと、ソースの味ばかり、味を染み込ませすぎちゃうと、もうよくわかんないんですよね。ピーマンのわたは調味料が吸収されてるんです。種も結構気にならないですよね。
スタミナ最強タッグのあんかけチャーハン
さてもあいかすみさんの時短レシピはスタミナ最強タッグのあんかけチャーハンということです。最低でも 20分ぐらいかかりますが、 電子レンジとフライパン 両方を駆使して、10分以内の時短で仕上げます。 さすがにチャーハンを電子レンジでは作れませんよね。
材料
材料は
- 豚こま肉
- もやし
- にんにく
- ご飯
- 卵
- 鶏ガラスープのもと
- 醤油
- 牛脂
- 砂糖
- 酒
- 水
などを使います。でも包丁、 まな板は使わない、もあい流の時短テクです。
作り方の手順
- まずは、にんにくを切って電子レンジに入れました。ニンニクを上の方だけちょきっと切って、電子レンジ 1分50秒。すると、皮まで簡単にするっとむけて、 しかも ホクホクになります。電子レンジ技はすごいですね。
- あんかけのソース作りは耐熱容器タッパーに、豚こま肉、鶏ガラスープの素、 醤油、 砂糖、 水、 酒を加えてなじませます。にんにくを皮がめくれてるので、 ぎゅっと押し出して中身だけ入れます。 そのまま、耐熱容器の中でスプーンで潰します。
- また蓋を斜め掛けして、電子レンジに入れます。豚肉のビタミン Bは 疲労回復に、そして ニンニクのアリシンによって摂取効率がアップする最強タッグ なんです。 斜めフタで 程よく水分を飛ばしましょう。2分ほど 加熱します。
- この間にパラパラチャーハンのご飯作り。卵、鶏ガラスープの素、しょうゆを入れて、さらに加えるのが、なんと牛脂です。牛脂で旨味とコクをアップして、ご飯を油でコーティングすることで、パラパラな仕上がりになります。
- もやしを袋ごともみもみして潰します。かさ増しとシャキシャキ 食感になります。水分が出るもやしは先に炒めておいて、水分を飛ばしておきます。
- レンチンしていたソースには、 にんにく 臭くなくすために、なんと牛乳を入れます。 牛乳のたんぱく質がお腹に膜を作って、にんにくの臭さを吸収しにくくなります。 600 W で1分ほどです。 ちょっとどんな味になるのか想像がつきません!!!
- 卵でコーティングしたご飯を、フライパンに入れます。 ご飯の中にラードを入れてるので、油を引かなくても大丈夫。そして家庭のコンロの火力では、 フライパンは振らずに火から遠ざけないで炒めるのが チャーハンをパラパラにする ポイントです。
- 最後の加熱をしたソースに、水溶き片栗粉を入れて、とろみをつけます。 レンジで熱々にしてから水溶き片栗粉を入れると、もうそれだけで とろみがついてきます。ちょっとカフェオレ のような感じです。夏は食欲が落ち気味なので、 あんかけはかかってるだけで食欲がわきますよね。
- チャーハン 本当に簡単にパラパラになるんですね。 これはちょっと今すぐ試してみたいです。 そしてこの白いあんですが、予想外にいい感じです。 ちょっと高級クリームソースのような感じで、中華とは別メニューですが、 絶対食べてみたい感じですね。スタミナ最強タッグ あんかけチャーハン 8分22秒です。
早いですね。夏バテ予防にぴったり。 にんにくと豚肉の最強タッグです。 どのような味になっているんでしょうか。
なんとこの旨さはやばいです 。上のあんかけとご飯がマッチしていて、 にんにくも強すぎずにちょうどいい感じで、味も美味しいということです。肉が柔らかいし、牛乳を入れたことで味がしっかりしてくれるということです。
さて このスタミナ料理対決、どっちもびっくりするようなアイデアが出てきましたが、 どっちが勝つんでしょうか? でも対決させる意味ってあるんですかね。 審査員が真似したくなった レシピを選ぶということです。 今回ももあいかすみさんが勝利です。 あんかけは味が想像できませんでしたが、後を引くような 闇付きになるソースが本当に美味しかったということです。 お肉の柔らかさも完璧で、もやしが入ってるのも すごくいいということでした。 また食べたくなる あんかけチャーハンでした。想像のつかない メニューも全然家のレベルではないですし、 レンチンであんかけ作ったと思えないですよね。
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